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会議やセミナー、連絡用掲示板など様々な場面で使用されているホワイトボードですが、アニメーション動画に使われアメリカで大反響を呼んでいるのはご存知でしたでしょうか？
これは「ホワイトボードアニメーション」と呼ばれるもので、イラストレーターや漫画家がホワイトボードに手描きしている様子を動画として撮影、映像化するという表現手法です。
ホワイトボードアニメーションの心理効果
心理学者リチャード・ワイズマン氏が行った実験に、出演者が語りかける動画とホワイトボードアニメーションの動画を比較測定したものがあります。
この実験では、視聴後に動画の内容について質問した際の正答率がホワイトボードアニメーションのほうが15％も上回るという結果になったようです。
伝えようとしている内容以外に出演者の話し方などにも注意がいきがちなトーク動画に比べ、ホワイトボードアニメーションは描かれていく部分のみに集中できるため内容を理解しやすいといわれています。また、人間の持つ”動くモノを目で追いたくなる”という本能的な心理も絡んでいるのでしょう。
ホワイトボードアニメーションの動画実例
ホワイトボードアニメーションとは実際どういったものなのか、ここでは動画の実例を覗いてみましょう。
ホワイトボードアニメーション プロモーション動画
動くイラスト、文字、音声と、視聴者の五感を刺激するサービス説明になっています。背景が白一色というのも、ホワイトボードアニメーション独特の見やすいポイントなのかもしれません。
大切な人へのメッセージを温かみのある手描きで伝える
こちらは結婚式での使用例。メッセージやイラストを手描きする様子が真心を感じさせます。
iPadアプリでホワイトボードアニメーション
iPadひとつでこんなホワイトボードアニメーションを作成することも可能です。
会社紹介をホワイトボードアニメーションで
シンプル且つ親近感があり見やすい会社紹介。企業ブランディングにもおすすめです。
アート性の高いホワイトボードアニメーション
小道具や効果音も活用したホワイトボードアニメーション。アイデア次第でこういったアーティスティックな動画も制作可能です。
日本でも流行る可能性あり
2009年頃にアメリカの運輸大手UPS社のテレビCMがきっかけで広まったとされるホワイトボードアニメーションは、現在では再生回数1000万回を超える動画も複数現れ、”ホワイトボードアーティスト”という専門職ができるほどに大人気となっています。
日本ではまだ認知され始めている段階ですが、将来的に多くの注目を集める可能性は充分に秘めています。企業PRやサービスの紹介、イベントメッセージなどにホワイトボードアニメーションの制作・活用を検討してみてはいかがでしょうか？
