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2015.6.1

日本でも新種の化石が続々!動画で目撃する古代生物の痕跡

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この地球に最初の生命が誕生したのは38億年前とされています。それ以後、生物は多種多様に進化し、気の遠くなるほどの長い年月を命で繋いできました。そんな地球の生命の歴史からすれば、私たち現代人の時代はほんの一瞬に過ぎません。そして、現在地球上に存在する生物より、数十億年の歴史のなかで絶滅していった生物たちのほうが圧倒的に多いのです。 

次々に発掘される新種の化石

今、日本国内でも続々と新種の化石が発見されています。日本という国が誕生する以前には、この大地には太古からどのような生物が存在し、そしてどういった化石を残しているのでしょうか。現実に実在していた生物のリアルな痕跡であるだけに、とてもロマンがありますよね。日本ではどんな新種の化石が発見されているのか、ネットに上げられている動画を覗いてみましょう!

福井県:「イグアノドン類」新種の化石

こちらの動画で紹介しているのは、「コシサウルス・カツヤマ」と命名されたイグアノドン類新種の化石。福井県勝山市にある白亜紀前期(約1億2000万年前)の地層から発見されたようです。これは3歳以上の子どものものと思われる化石で、全長は約3メートルと推定されています。ちなみに福井県では、過去に「フクイラプトル」「フクイサウルス」「フクイティタン」と名付けられた4種も発見されています。

北海道:「モササウルス科」新種の化石

続いては、数年前に発掘した化石が実は新種だったという例。調査を進めていくうちに新種である可能性が浮上し、その結果、学術誌において新種と認定されたとの事。モササウルス科は、海洋に棲息していた爬虫類で、最大で全長18メートルにまで達する個体も発見されているようです。

北海道:イカ・タコの新種の化石

こちらの動画では、北海道羽幌町にある白亜紀後期(約8500〜8000万年前)の地層で発見されたというイカとタコの新種の化石を紹介しています。イカは全長10〜12メートルと推定され、世界最大級の大きさ。でも古代の海では、この大きさでも普通だったのかも?

東京都:新種恐竜の化石である可能性

動画内では、「恐竜博2016」にてカナダの専門家が化石を削りだす作業を行っていますが、この化石が新種の恐竜のものである可能性が高いと話題になっています。どのような結果になるのか、こちらは続報が待ち遠しいですね。

まだほとんどが未解明のまま

現代においても、実は発見に至っていない生物のほうが圧倒的に多いとされ、特に深海生物については何もわかっていないとまでいわれています。過去に絶滅した生物ともなると、それ以上にほとんどが未解明であるといっても過言ではありません。故に、今後も新種として、見たこともないような生物の化石が発見されていくのは間違いないでしょう。どんなワクワクが待っているのか、これからの化石発掘の動画にも期待したいところです!