COMPANY モバーシャルブログ
2016.2.29

キーワードは「片手操作」「スキマ時間」「1分以内」! 視聴も撮影もスマホのタテ向き化が進行中か?!『モバーシャル調査』

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2016年1月24日〜2月2日まで、20代〜50代のスマートフォンで動画見ると回答した男女700名に対してアンケート調査を実施いたしました。

 

調査の結果、スマホを「タテ向き」にして動画視聴・撮影する風潮が広がっており、またスマホをタテヨコに使い分け動画視聴する人が増加していることが判明しました。1分以内の短い動画を視聴する人の約4割は、スマホを「タテ向き」にして動画視聴する傾向があることが明らかとなり、特に女性は動画の長さに関係なく、スマホを「タテ向き」にして動画視聴する傾向が見られました。

 

さらに、スマホの「タテ向き」に最適化された動画(タテ型動画)のメリットとして、具体的に「片手で視聴ができる」「操作しやすい」などとスマホの利便性に関する意見が述べられており、スマホ特有の片手視聴ニーズが明らかになりました。

『わかったこと①』タテ向きのみで視聴する人は微増、ヨコ向きのみは減少、両方で視聴する人は増加!

スマートフォンでWeb動画を視聴する時のスマホ端末の向きについて質問したところ、2015年7月に行われた同調査結果と比べて「タテ向きのみ」で視聴する人は微増、「ヨコ向きのみ」は減少、「両方」と回答した人は増加した。「両方」が「ヨコ向きのみ」で視聴する人を上回っており、ユーザーがその時々の利用シーンでスマホ端末の向きを変えてWeb動画を視聴する文化が定着しつつあることがわかった。

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『わかったこと②』タテ向きのみで動画を視聴する女性が増加!

2015年7月の調査結果と比べると、女性は「タテ向きのみ」での動画視聴が増加した。(前回32.9%→34.3%)

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『わかったこと③』年代別では、特に20代女性がタテ向きのみでの動画視聴を好む!50代女性でタテ向きのみで視聴する人が36.9%に増加!

スマートフォンで動画を視聴する時のスマホ端末の向きについて、2015年7月の調査結果を年代別で比べると、20代と50代の女性は、スマホ端末を「タテ向きのみ」で動画視聴すると回答した人が前回調査より増加した。

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『わかったこと④』約4割の専業主婦はタテ向きのみで動画視聴する

スマートフォンで動画を視聴する時のスマホ端末の向きについて職業別で分析したところ、女性専業主婦(n=127)の約4割が「タテ向きのみ」で動画視聴すると回答した。

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『わかったこと⑤』約4割がスマホをタテ向きのみにして、1分以内の動画を視聴する!

スマートフォンでWeb動画を視聴する時の動画一本あたりの長さについて質問したところ、全体の35%の人が1分以内の動画を最も視聴すると回答した。そのうち、スマホ端末を「タテ向きのみ」にして動画を視聴すると回答した人は、約4割の39%であり、1分以内の短い動画は、「タテ向きのみ」で視聴される傾向があることがわかった。

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『わかったこと⑥』5分以上の動画を最も視聴する人では、タテヨコ両方視聴する人が10%増加!

2015年7月の調査結果と比較すると、5分以上の動画を最も視聴すると回答した人で、スマホ端末の向きをタテヨコ「両方」使い分けて視聴すると回答した人が約10%増加した。

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『わかったこと⑦』全体の3分の2の人がタテ向きで動画を撮影すると回答!特に女性は、65.7%の人がタテ向きで撮影!

スマートフォンで動画を撮影する時のスマホ端末の向きについて質問したところ、約3分の2の人が「タテ向き」で動画を撮影すると回答した。女性に注目してみると、65.7%の女性がスマホ端末を「タテ向き」で動画を撮影しており、スマホのタテ向きに最適化された動画(タテ型動画)の撮影を好む傾向があることがわかりました。

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『わかったこと⑧』年代別では、若年層になればなるほどタテ向きで撮影する傾向が見られた

年代別で比較してみると、若年層になればなるほど「タテ向き」にして撮影する傾向が見られ、年代によって動画の撮影スタイルに違いがあることが判明しました。

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『わかったこと⑨』63人が「片手で見やすい」「片手で操作しやすい」などと回答

スマートフォンの「タテ向き」に最適化された動画(タテ型動画)のメリットについて質問したところ、63人が『片手で見やすい』『片手で操作しやすい』などと言及。『見やすい』『持ちやすい』などの意見も合わせると、全体の約33%の人がスマホの利便性に関することで、「タテ型動画」のメリットを感じていることが明らかになりました。

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『わかったこと⑩』スマホでWeb動画を視聴する環境は、ベッド/ふとんの中が最も多く、テレビを視聴中や電車の中がそれに続く!

スマートフォンでWeb 動画を視聴するときの環境について質問したところ、「ベッド/ふとんの中」が半数以上と最も多く、続いて「テレビを視聴中」が3 割以上だった。2015年7月の調査結果と順位は変わらず、ユーザーの動画視聴環境は、空いている時間(スキマ時間)に動画を見て楽しんでいることが明確となった。

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本調査の結果、スマホ端末を「タテ向き」のまま動画視聴する人の増加トレンドが明らかになりました。

 

YouTubeやソーシャルメディアなどで簡単に動画をシェアできたり、スマートフォンの「タテ向き」に最適化されたC-Channel等の動画(タテ型動画)メディアの広がりによって、スマホ端末を「タテ向き」にして動画視聴するユーザーのニーズが多くなってきているのではないかと思われます。また、スマホ端末を「タテ向き」にして撮影する人が3分の2以上もおり、ユーザー間での「タテ型動画」によるコミュニケーションが増加すると思われます。

 

今後も、スマホ端末を「タテ向き」のまま動画視聴・撮影する人は増加していくと考えられ、ユーザーのニーズに合わせたスマホ端末の「タテ向き」に最適化された動画(タテ型動画)サービスが益々増えてくるのではないかと思われます。

 

本調査のリリースはこちらから

※他にも詳細データや公表してないデータがあるので、詳しくはお問い合わせください。

 

■本調査に関するお問い合わせ先
モバーシャル株式会社 広報担当:平松・榎本

Tel:03-6412-7073

Email:press@mobercial.com


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