ジブリ作品の舞台はココだ！宮崎駿が気に入った、世界の絶景スポット7選

アニメや漫画、小説には必ずといっていいほど「舞台（モデル）」があります。例えば、アニメ『らき☆すた』の舞台となった「鷲宮神社」（埼玉県）は、放送翌年の初詣参拝客が激増し、その経済効果は10億円といわれています。このように、あらゆる作品にはモデルが存在し、そこへ訪れたいファンたちはたくさんいるのです。

 

今回はアニメ界の巨匠、宮崎駿さんのジブリ作品にフィーチャーし、各作品の舞台を動画でご紹介したいと思います。思い出作品の地に足を運んでみてはいかがでしょうか。

1986年『天空の城ラピュタ』

イギリス「カーナヴォン城」

イギリスのウェールズ地方北部に位置する城で、エドワード1世がウェールズに対する権力の象徴として建てた城のひとつ。作品の中では、捕まったシータをパズーが助けにいくシーンのモデルになっていると言われています。お城の中に入ることもできるそうですよ。

1988年『となりのトトロ』

埼玉県「狭山丘陵（さやまきゅうりょう）」

東京から埼玉にかけて3,500haの規模で広がる丘陵。『となりのトトロ』が放映されて以来「トトロの森」の愛称で親しまれています。今では開発化が進んでおり、同作品の雰囲気が味わえるのは“東京側”のみなんだとか。

1989年『魔女の宅急便』

スウェーデン「ストックホルム」

ストックホルムはスウェーデンの首都であり、北欧を代表する世界都市。主人公のキキが辿り着いた街（コリコ）の舞台といわれています。確かに建物や街並がそっくりですね。

1992年『紅の豚』

ギリシャ「ザキントス島　ナヴァイオ海岸」

ザキントス島北西のイレーション村にある海岸。白い砂浜と青い海が多くの観光客を魅了します。『紅の豚』の主人公ポルコの隠れ家のモデルになったといわれています。

1997年『もののけ姫』

鹿児島県「屋久島」

島の90％が森林。自然が豊かであるため、ヤクザルやヤクシカ、マッコウクジラやイルカなど珍しい動物が生息しています。『もののけ姫』の舞台は、屋久島にある白谷雲水峡（しらたにうんすいきょう）という渓谷なんだとか。

2008年『崖の上のポニョ』

広島県「鞆の浦（とものうら）」

鞆の浦は広島県福山市、沼隈半島の先端に位置する海域。江戸時代から残る常夜燈寺社・町家が大切に保存されているなど、情緒あふれる街並が特徴です。鞆の浦の入口には大きなポニョの看板があり、ここでガイドマップをもらうそうです。

2013年『風立ちぬ』

長野県「軽井沢　万平ホテル」

1894年（明治27年）に創業された老舗ホテル。『風立ちぬ』の主人公、二郎が菜穂子と再会したホテルのモデルだといわれています。