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2015.6.8

高齢者先進国日本!高齢者について考えさせられるCM4選!

oldage

私たちの住む日本では社会の高齢化の加速が叫ばれて久しくなり、これから高齢者の介護や向き合い方もさらに突き詰めて考える必要が出てきました。そんな今後の高齢者介護について、さまざまな方面から取り組んでいる企業のCMは、いろいろと考えさせられるものがあるはずです。もし身近な方に介護が必要になったら、また自分自身が将来介護を受けることになったら、といった視点に訴えかけるCMを4本紹介します。

なかなか干せない布団を掃除するクリーナー

介護が必要で布団にいる時間が多い方は、その布団を干したりすることがなかなかできないものです。しかし、布団に長くいるだけに、より清潔にしておきたいという希望もあるでしょう。そんなときに役立つのが布団クリーナーです。今回紹介するのは、布団クリーナー・アトケアのCMです。この商品はもともと布団のアレルゲンを除去するためのものですが、CM中では介護を受ける父親が気持ちよく布団につけるように、介護をしている娘がアトケアで布団をキレイに掃除しています。布団掃除も介護の一環としてとらえているわけです。

老人ホームなどの施設をPR

愛知県を中心に、東海や関東に有料老人ホームなどの介護施設を運営しているフロンティアの介護CMがこちらです。CMのイメージキャラクターに中村玉緒さんを起用し、高齢者の方が笑顔で過ごせる施設をアピールしています。施設で介護にあたるスタッフの教育を徹底していたり、また医師との連携を取って安心の体制で臨んでいたりなど、入居者の方が快適に新しい日々を送れるようサポートしているのがフロンティアの介護です。中村さんが出演していることによって、親しみも持てるようになっています。

電化製品の企業が介護にも

パナソニックと言えば、家庭用の電化製品でおなじみですが、実は介護用品や設備の開発や介護施設の運営なども行っています。こうした介護事業に参入したのは1998年からで、高齢者に寄り添って支えていく姿勢をその当時から打ち出していることをアピールしているのがこちらで紹介しているCMです。もともとの事業として住宅設備やITシステムを開発しているノウハウを生かし、トータルで介護をサポートする体制が整っているのです。パナソニックは、高齢者の方が前向きに日々を過ごせるだけではなく、介護する家族の方のことも考えた製品開発を行っています。

ICTを通じて高齢者を見守る

電機メーカーの中でも特に情報通信システム(ICT)の開発で知られる富士通では、そのノウハウを生かした高齢者の見守りサービスを充実させています。こちらで紹介しているCMはそうした見守りサービスをアピールしたものです。遠く離れた地で1人で暮らす高齢者について、位置情報や日々の体調をチェックし、そしてその情報を介護施設や警備会社と共有することで、家族への連絡も含めて万一のときに迅速に対応できるようになっています。ICTの技術だからこそ実現するシステムを富士通がかなえています。

高齢者のこれからを考えることは、私たちに課せられた課題であるとも言えます。身内の介護もそうですし、今回紹介したように介護施設や製品などを開発する企業にとっても、介護システムの構築は重要な位置を占めるのです。高齢者の方が安心して笑顔で過ごせるような生活が、これらの企業によって実現されていきます。