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2013.10.9

VHSとは(映像制作用語辞典)

VHSとは具体的にどのようなものなのでしょうか。

MAとは

現在では、動画といえばDVDやHDDなどといった形で保存されますが、かつては「動画撮影

と言ったらVHS一択」という時代もありました。VHSとはかつて「日本ビクター」が開発し

た映像記録方式を指し、家庭のテレビなどを録画・再生するために作られたものです。発売

当時から爆発的に売れ、個人の動画撮影に用いられる標準品となりました。

VHSの種類

VHSには、VHSとD-VHSが存在しています。VHSとは一般的なアナログ形式で動画を記録

するものであるのに対し、D-VHSとはデジタル記録方式で動画を記録するものを指します。

さらに高品質な動画を撮影するために作られたのがS-VHSです。それぞれ再生できるVHS

デッキも異なるため、各メーカーがしのぎを削ってVHSデッキの生産を行っていました。

具体的にはVHSデッキをはじめS-VHSデッキやS-VHS-ETデッキなどが販売されています。

VHSとS-VHSの違いとは、テレビやビデオの性能を示す数値のひとつである、水平解像度に

あります。VHS方式の場合、水平解像度が240本というのに対し、S-VHS方式の場合400本

という数字となっています。

 

※水平解像度:

画面上で水平方向に垂直と同じ幅を横にとり、その範囲内に引いた黒白の垂直の線を何本見

分けられるかで、映像の解像度を計ります。

VHSの記録容量は?

動画の記録容量もビデオテープによって異なり、短い物で30分から90分・120分、さらに

は最長210分の物までリリースされているのです。当然のことながらビデオテープの長さに

よって金額も異なってくるため、より長い動画を録画するためにはそれなりの費用が必要

だったといえるでしょう。