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2015.5.27

低予算でここまでできる!お金をかけない手作り感満載の自主制作プロモーションビデオまとめ

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音楽市場においては、それぞれのアーティストが自らの楽曲をプロモーションするためにプロモーションビデオを制作するのが一般的です。その中には、レコード会社に所属していないインディーズでの自主制作や、低予算で制作したプロモーションビデオもたくさんあります。お金をかけない手作り感満載の映像をお楽しみください。

予算0円で自ら編集しただけでこのクオリティ

ビクターエンタテインメントから彗星のように現れた女性アーティストのジョンジョリーナ・アリーさんが2009年にリリースした「サラサラサマー・アリアリアリィー ~港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ~」のプロモーションビデオには注目です。このビデオは自身のデジカメで撮影したものをPCで自ら編集しただけという、まさかの予算0円で制作されたものなのです。それだけに、映像のチープさは否めませんがそれもまた味になっています。映像の後半では「映像素材紛失」とされているため、本人ではなく「イメージ映像」が使用されているというテロップが出ますが、それも冗談なのか本当なのかよくわからないユルい仕上がりとなっています。

北海道のインディーズレーベルから発信

北海道で2010年に結成されたロックバンド・爆弾ジョニーは、札幌に籍を置くカムイレコードに所属しており、こちらで紹介している「男の子」のプロモーションビデオもこのレーベルのチャンネルで公開されています。当時インディーズ活動をしていた彼らがプロモーションビデオを制作するには予算をあまりかけられないため、低予算で作られたビデオですが、彼らの音楽と世界観をよく表現したビデオとなっています。当時18歳の彼らの若さが炸裂するユニークさが魅力です。

独創的なサウンドを奏でるバンドのPV風映像

男女ツインボーカルで独創的なサウンドを展開する東京カランコロンは、2007年の結成以降何回かのメンバーチェンジを経て現在の形となったバンドです。彼らが2010年にインディーズでリリースしたアルバムの中の1曲がこちらの「マリメッコとにらめっこ」です。インディーズ時代の曲ということで、メンバー自らが撮影・ディレクターを務め、低予算で仕上げた「PV風映像」と銘打っています。メンバー自らが手がけたプロモーションビデオだけあって、プライベート感も満載となっており、逆にファンにとっては普段の彼らが覗けて嬉しい映像とも言えます。

イギリスと日本を結ぶ異国ユニット

2012年にイギリス人の女性ボーカルと日本人のプロデューサーを中心として結成したNEKO PUNCHは、イギリスと日本の音楽を結ぶ存在として注目されている音楽ユニットです。日本と海外の両方で活動を行い、こちらのプロモーションビデオ「Go Baby!」はiTunesのランキングでも上位にランクインするなど目覚ましい活躍を見せています。こちらのプロモーションビデオは自主制作と銘打っており、低予算で制作したことがうかがえるチープさですが、それが楽曲のポップな雰囲気にマッチしています。今後の彼らの活動にも目が離せなくなりそうです。

 

音楽のプロモーションビデオは、それぞれの事情があったり、またあえての演出であったりといった理由で、低予算のチープな自主制作のものが作られることがあります。しかしそれは決してマイナスではなく、彼らの魅力がより凝縮されたものとして楽しめる要素でもあるのです。