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2015.3.31

動画の音声を高品質で録音するならマイクにこだわるべし!ダイナミック型・コンデンサー型を徹底比較!

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動画の撮影というと何となく映像の品質ばかりを気にしがちですが、ナレーションなど動画に録音した音声を加える場合、動画のクオリティをより高めるうえではやはりその音質の良し悪しも重要なポイントとなります。特に、「YouTube」や「ニコニコ動画」などの動画サイトにおいて自声で録音しつつ番組を配信するなら、視聴者がより聞き取りやすいよう使用するマイクにも気を配ることが人気獲得の秘訣となるはずです。

【ゲーム実況 音質向上計画】はじめてのヘッドセットマイク!

こちらは大人気YouTuber瀬戸弘司さんの動画ですが、やはり音質にはかなりこだわっており、度々マイクを買い換えたりしているようです。

ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの違い

マイクには大まかに、ダイナミック型とコンデンサー型という2つの種類があり、それぞれ特徴が異なります。

 

ダイナミックマイク

電源が不要で汎用性が高く、オーディオインターフェースやミキサーに接続しての録音・入力も可能。湿度や温度の変化、大音量にも強く耐久性があり、比較的に安価で手に入ります。デメリットとしては、感度が低めで高音域を捉えにくいという部分が挙げられます。

 

コンデンサーマイク

ファンタム電源と呼ばれる専用の電源が必要であり、オーディオインターフェースやミキサーに接続する際も専用のケーブルが必要となります。しかし手間がかかる分感度は高く、高音域でもクリアな音質で録音・入力ができます。ただしそれだけに雑音が入りやすいという特徴も。録音・入力した音声が実際どのぐらい違うのか、ダイナミック型・コンデンサー型それぞれを比較している動画を見ていきましょう。

コンデンサー・ダイナミック、各種マイクの音の違い【録音音質比較】

こちらの動画ではダイナミック型・コンデンサー型それぞれの説明と共に、実際に音声を比較しています。確かに明らかな違いが聞き取れます。ダイナミック型はややくぐもった音声なのに対し、コンデンサー型は音質がクリアな印象ですね。

コンデンサ・ダイナミックマイク比較 with Icicle

こちらは画像の色もはっきりと2種類のみに分けたわかりやすい比較動画。やはりダイナミック型はややゴツイ印象、コンデンサー型は明瞭な感じの音声に聞こえます。

録音・入力の距離をテーマに比較!コンデンサ型とダイナミック型

この動画では、どのくらいの位置まで音を拾えるか、をテーマに各マイクを比較していますが、これもまた明確な違いが見て取れます。

音声の録音・入力時に使うマイクはどちらにするべきか?

比較動画でもわかるように、単純に音質のみならコンデンサー型が優秀に思えますが、しかし例えば周囲がうるさい環境での録音ならばどうでしょうか?雑音まではっきり拾いやすいコンデンサー型に比べ、限りなく近距離の音しか拾わないダイナミック型のほうが結果的に動画としては音質が優れているというケースもありそうです。つまりは、知識を得たうえで、その動画や番組を撮影する場所や状況に合わせてマイクを選ぶことが、音質向上の秘訣ということになるのかも知れませんね。