COMPANY モバーシャルブログ
2015.1.13

動画アプリ『Vine』がもたらすWeb動画プロモーション効果とは

vine2

今、Web動画プロモーションにおいて各社が積極的に活用しているのが

動画アプリVineです。

 

例えば、新江ノ島水族館では、

館内のイベントに絡めて、展示される魚の様子を適宜配信。

海外だと、車メーカーのフォード社が遠近法を利用して個性的な動画を撮影しています。


これだけ流行していると、いまさら……、という基本的なことも聞きにくいはず。そこで、

今回は人には聞けないVineの操作方法、アプリの特徴、さらに一歩進んだ機能も含めて、

まとめてご紹介します。

Vineの6秒動画とは?

VineはTwitterが開発した動画共有サービスで、最大6秒の短いループ動画を気軽に

撮影・共有できます。

 

ポイントは「最大6秒」・「ループ動画」・「気軽に撮影・共有」の3点。

 

専用の無料アプリを使ってその場で撮影して、すぐにTwitterやFacebook等に投稿でき

ます。映像の時間が短いので、データ・サイズが小さく、高速な通信環境でなくてもす

ぐに共有可能です。

 

撮影可能時間が短いので自ずと本当に大事なシーンだけをピンポイントで撮ることになり、

繰り返しループ再生される動画が独特のユーモラスな味わいを生み出すことで毎日10億回

以上再生されているという人気動画サービスなのです。

撮影したい時間だけ・画面をタッチするだけ

使い方は至ってシンプルで、アプリを起動したら画面をタッチするだけ。

画面に指が触れている間は撮影されます(上部に時間経過を表すバーが表示される)。

指を離すと一時停止。再び画面をタッチすれば撮影再開。

 

つまり、ひとつのシーンを6秒間撮り続けたければ6秒間タッチし続ければいいし、

複数のシーンを6秒間の間に収めたければ画面から指を離してシーンを切り替えればい

いということです。

 

そして、撮影が6秒に達したら(もちろん、6秒以内で撮影を終了することも可能)、

任意でテキストを加えてその場ですぐにVineのアカウントやTwitter・Facebookに投稿

できます。当初はその場で撮影して共有することに特化していましたが、現在はより高

機能になっています。

 

例えば、撮影したものを下書き保存したり、すでに撮影して保存してあった動画をイン

ポートしたり、複数の動画をインポートして組み合わせて編集したりすることも可能。

 

また、撮影のガイドになる水平・垂直のグリッドラインを表示したり、前面カメラで

‘自分撮り’をしたり、任意の点にピントを合わせたり、コマ撮りの際に簡単に位置合わせ

ができるように直前に撮影したものを薄く表示したり、暗い場所での撮影に使える補助光

が使えるようになっています。


撮影者の“身近”を切り取り、つなげる

現在では、一般ユーザーの日常での使用にとどまらず、数多くのアーティストや企業にイ

ベントやスポーツ等の現場で広く使用されています。

 

例えば、イベントの設営や舞台裏等の映像を公開して直前の告知に使ったり、新製品の直

前にその製品の一部分だけをフォロワーだけに少しだけ見せたり、ミュージシャンが

リハーサルの様子を少しだけ見せたり。アウェイ・ゲームに向かう選手たちの移動中や遠

征先の様子をホームに残るファン向けに配信するサッカーのチームもあります。

テレビ等のメディアには映らない部分を少しだけカジュアルに見せることで、興味の喚起

や告知、さらにはファンやユーザーとのつながりの強化など、さまざまなプロモーション

に役立てられます。

 

もちろん、TVのCMより短い6秒という長さとループ再生という機能を活かした

アーティスティックなショート・ムービーも制作可能。

 

シンプルな使い勝手でありながら、アイデア次第でさまざまなタイプのショート・ムービー

を簡単に制作・共有でき、特にTwitterやFacebookといったSNSとの相性抜群なVineは、

スマートフォン時代ならでは動画ツール / サービスなのです。